建物の坪単価

住まいづくり

建物の坪単価とは、1坪(約3.3㎡)あたりの建物の金額になります。

2024年現在、4人家族での新築の場合は、延べ面積は35坪(115㎡)くらいになることが多いです。

例えば、35坪で家の価格が2、800万円する場合、坪単価は2,800÷35=80

坪単価80万円となるわけです。

これが家の価格を把握する大体の目安になります。

40坪くらいほしい場合は80×40=3,200万円になります。

ここで注意事項をあげておきます。

・まず、この話は税込でしてもらうよう確認してください。

→払う金額は税込です。税抜で話をしても意味がありません。少しでも安くみせようと税抜で話している人がよくいます。

・建物価格に含まれるもの、含まれないものを確認してください

→注文住宅、建売住宅でも建物価格に含まれるものが大きく異なりますので坪単価に差があって当たり前です。例えば坪単価を安く見せたい会社や建売の場合では次のものが含まれません。エアコンなどの空調機器、リビングなどの照明器具、カーテン、ダイニングテーブルなどの置き家具。あと設計・申請関係の費用が入っているかどうかでも金額が違ってきます。そして外構工事などは通常は含まれません。

・平屋や極端に小さい家は坪単価が高くなります。

→コスパだけで考えれば総2階の2階建てです。同じ延べ面積の平屋に比べると基礎と屋根の面積が半分で済みます。そして述べ面積は大きくなるにつれて安くなります。家の価格で金額を左右するキッチン、トイレ、風呂などの設備は家の面積が小さくても大きくても必要だからです。

太陽光発電薪ストーブやガス衣類乾燥機、デザイナーズの照明器具などは坪単価プラスαで考えるとよい。

→例えば坪単価80万円30坪の家を作ろうする場合。80×30=2,400万円となります。もし、薪ストーブがほしい場合はプラス150万円(施工費込)足して考えてください。ガス衣類乾燥機のかん太くんがほしい場合は15~20万円(施工費込)足して考えてください。太陽光発電では5Kwで120万円ぐらいのプラスでしょうか。

・坪単価80万円の妥当性

→2024年現在、注文住宅では長期優良住宅と同水準は当たり前となっています。もし長期優良住宅を取得していなくてもの省エネ・断熱性能、耐震性能は確認しておくとよいですね。そして税込金額であることを踏まえれば、坪単価80万円というものは妥当だと思いますのでみなさんのすまいづくりの参考にしてください。しかし、今後の物価・賃金の上昇によってこの坪単価も変わってきますのでご注意ください。

この記事にかかわらず、知りたいことなど、困ったときは私ことホドさんに頼ってみてください。

どんな疑問でも構いません。ぜひホドさんにご質問ください。

いっしょに最初の1軒を思いどおりの住まいにしようじゃありませんか。

微力ながらみなさんの住まいづくりのお役に立てればと思います!

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